江戸っ子
2008年 09月 05日
このことですぐわが母のことを思いだしました。
そして自分もこれに似たことをやってから、なんで自分は悪くないのになぁ・・・なんてぼやきながらもそういう態度をしていました。
幼い頃からこれは我が家は商売をしていたから相手を大事にしているのだと思っておりました。これが江戸っ子気質なんですね。
あと困っている人に遭遇した時もなんとかしてあげたい気がふつふつ起きてきます。
おせっかいじゃーないんだな、これが。
頼む~という眼差しをむけられたらもう、「合点だ!」となる訳です。
頼られることに生きがいを持つのかな~ちょっと親分気質。
だからそうでない人にたいしては黙っておりまする~
私は、ラヂオで知りました。 江戸しぐさって この頃よく取り上げられますね。
本来、しぐさって態度や体で表現する形ではなく、
その雰囲気を感じ取って、相手を慮るものなのですね。
だから、傘かしげも、ぶつかり合わないように、ちょいと斜にしたり。素敵な行いです。
相手のことを思いやられず、自分のことで精一杯になってしまう私。
意識したい事柄です。
るいさんのお宅は、ご商売をされていらっしゃる時分から
そんなこんなの「江戸しぐさ」を体現されていたのですね。
三つ子の魂 百まで と申しますが、身に付いたことは自然に出来るものなのですね。
電車の中でも降りるときに「すみません」なんて言ってるのはワタシだけだし・・・・
何も言わないのがカッコいいと勘違いしてる田舎者が増えたってことね、と自分に言い聞かせてますが・・・・
やはり人が沢山いる分、まわりに気を使うのが江戸っ子の生き方なのだ!とおばさんは断言します。
自分の振る舞いが、相手にどうこうって思わないのでしょうね~。
老若男女問わず、その傾向にあるって・・・どうでしょう。
自分が謝ると何か不利になるように思っている節がある、
ように見えるのは、私だけでしょうか。
粋な人たちも もちろん、居ます。
私が自転車で避けていたら、すんませんって手の振り付きで
通り過ぎて行くおじちゃん。
江戸っ子気質は受け継がれて欲しいモノです。