繰り回し

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緞子・大四つ身宮参着


先週末と 今週末は明日からの展との合間に ちくちく。
間に合いましたっ(喜)

大四つ身(おおよつみ)とは、
大裁(おおだち)・本裁(ほんだち)と言う 大人と同じ裁ち方をして
十三参り(じゅうさんまいり)くらいまで着用出来るようにする裁ち方です。
重ねの下着は 要尺が足りない時は、四つ身の裁ち方と組み合わせます。

掛け着なので、巾広の紐が付きます。
大人も小柄な方ですと 衿に足し布をして、広衿・自然衿にして着られる分あります。

宮参着の丈を 肩揚・腰揚し直して、先ず三歳で着ます。
その後、七歳・・ 十三歳・・
と成長と共に 洗張して仕立て直します。

上着は三歳までは、続き八掛(表地を裏に引き返して、八掛のように見せる)にしてありますが、
体が大きくなる分 裏は足りなくなるので、胴裏・別八掛が必要になります。

下着も三歳までは、そのまま大丈夫♪  七五三の時などは 付け袖にしたりします。
大きくなるに連れ、襦袢に仕立て直します。

こうして洗張したり、染め替えしたり・・ 繰り回して長いこと着られる訳です♪


しかしながら、今回の生地は緞子。
重いっ☆

ま、この頃は おばあちゃまもお若いので、大丈夫でしょうかね~。
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by 555nao-ya | 2009-06-05 23:44 | ちくちくお針教室にて | Trackback | Comments(4)
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Commented by higurashi at 2009-06-05 23:51 x
まさに、きものの醍醐味!という感じ。
こんな風に長く着続ける事ができるのは、他の国の衣裳にもあるのでしょうか?
それにしても、忙しい中、さすがプロっ!!
実は、あれ以来ガロンレースにさわっていない私・・・忘れてなければいいけれど。
Commented by 555nao-ya at 2009-06-06 00:19
★higurashiさま

繰り回しは、ホントに醍醐味を感じます。
祖母の時代は最終的には、布団皮・・
木綿は おしめ・布巾・雑巾・・ になったようです。

どんざ と言う漁師さんたちの着るものがありますが、
正に ここまで! って感じです。
日本人の「使い切る・使い込む」精神って、他にないと思います。

ガロンレース・・ ぷふっ☆


Commented by yuri at 2009-06-07 23:36 x
可愛らしい柄ですね~
こんなかわいい着物が着られるのっていいな~
私は、七五三も成人式も着物は着てないんですよ
子供もいないんで、子供ものはお着物も洋服も縁がない
たま~に、いとこの子供ピアノの発表会のドレスを頼まれるくらいです。

あらためて、文を読んでそうなんだ~って
とても勉強になりました~~

事後報告ですが、直やさんとこリンクさせていただきました。
Commented by 555nao-ya at 2009-06-08 23:01
★yuriさま

私も成人式は洋服でした☆
それが着物の仕立屋になろうとは・・ 誰も想像しませんでしたね~。

こちらもyuriさんのリンクを頂きます~♪
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